中村 明弘展『時空のスパイラル・熱海』@銀座ニコンサロン

中村 明弘展『時空のスパイラル・熱海』
会期 12/16 (水)〜12/29 (火)
会場 銀座ニコンサロン
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2009/12_ginza.htm#02

再開発で変わる熱海を、昔の建物との対比で見れて興味深かった。
熱海に限らず日本全国にこういう温泉地があるんだと感じれます。

熱海に行ったことないので、東京にいる間に行くべしと思いました。

      • Webサイトから引用 -----

<写真展内容>
古くから湯治場として栄えてきた熱海は、明治に入ると別荘地経営が進み、日本の最上流階級の有楽地、社交場としてさらに栄え、温泉静養地としての「黄金時代」に入る。
大正末期に国鉄熱海線が、さらに昭和に入って丹那トンネルが開通すると来遊客は増大し、旅館の数は100軒近くに倍増。そして東京の資本が入り、500人以上を収容する大規模な旅館も建てられていく。その後軍需景気の好影響により国民的な周遊観光地、「東京の奥座敷」として、熱海は空前の繁栄を極めていく。
戦災を受けなかった熱海の戦後は、新幹線の開通により、一日の乗降客が5万人近くにも及ぶ全国屈指の温泉保養地としてさらに発展するが、やがてバブル期のマンションブームが到来して、海岸や市街地を一望できるところにリゾートマンションが乱立すると、自然破壊問題や周辺住民とのトラブルなど、温泉都市として様々な問題を抱えて行くことになる。
温泉地熱海というこの限られた空間は、長い時間の中で次々と社会的変貌を遂げ、その結果形作られていった「都市の姿」である。作者のこれらの写真は、その「都市の姿の今」を捉えようとしたものである。カラー43点。