小野隆行個展 「青の肖像」@新宿ニコンサロン

会期 9/29 (火)〜10/5 (月)
会場 新宿ニコンサロン
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2009/09_shinjyuku-3.htm

街の人を勝手に切り取るのではなく、真正面から同意を持って撮影しているスナップ写真でした。
ここまで、真正面から撮影されてるのであれば、キャプションンをつけて、各被写体個人の紹介などがあった方が見る人間にとっては興味をひかれるように思いました。

<写真展内容>
生きるということは鮮明な喜びではなく、どこかぼんやりとした曖昧なものになってはいないだろうか。その日生きるために飯をあさり、寝床を探すこと。そんな生き方の中にこそ生きることの本当の喜びがあるのではないかと作者は感じ、強く惹かれる。
作者は、今の時代や社会が伝えるものではなく、作者自身の足で歩き、出会い、作者自身の目で見た彼らを写したいと思った。それが作者にとっては彼らと対峙することであり、自分と向き合うためにも大切なことであった。
生きていることはすばらしく、自由とその簡素な生き方は美しい。作者は、彼らから目をそらすことができなかった。彼らと対峙する瞬間、彼らの瞳に映る自分と向き合うとき、自分の存在を、生きていることを実感することができるからだ。
カラー45点。 (ニコンWebサイトより転載)